【はじめに】
個人的な話から始めますが、
コロナや肺炎、インフルの感染拡大というニュースは
気にはなるところですが、最近は旧友との集いが活発です。
元の会社の同僚たち、大学のサークル、ゼミのOB会、
趣味のサークルの同志、はては高校のクラス会など、
4年間の「臥薪嘗胆」を経て、一気に開催復活が続いてます。
どの集まりの場合でもそうですが、
参加者には共通する特徴がありました。
今年最後のブログでは
シニア世代になって気付いた大切なことについて
紹介していきたいと思います。
【歩く事】
まずはどんな集まりでも歩くことは必須となります。
会場まで行けなければ始まらないからです。
その為には足腰の健康に注意することです。
毎日定期的に、継続して歩数を確保する事、
私も膝を痛める前までは1日1万歩が日課でしたが
今では最低5千歩と半減したものの継続して歩く日課は
欠かしていません。
中には80代の先輩で
20年間1日1万歩を続けているという猛者もいました!
また毎日同じコースを歩くのではなく、
路地一本でもいいので昨日と違うルートで歩いたり
全くの道のエリアで歩くなど、外界の刺激を感じることを
意識しているという声が多かったのです。
勝手な判断ですが、
歩くことが義務、仕事のような気持ちで行うのではなく
あくまでも楽しむことが目的といった意識を持つことで
毎日新鮮な気持ちで歩くようです。
自宅に籠っていてはこうはなりませんし、
室内のランニングマシンやルームバイクを漕いで
1万歩をカウントしても刺激という面では大きく劣ります。
外界と接触し、好奇心や社会への接点を確保する為にも
無理のない範囲で歩くことで心身の健康に好影響を与える、
私自身の経験を含めて、こう思っています。
【食べる事】
上記と連動するようですが、
健康であれば食欲も維持、活発になると思います。
ここでも義務として無理に健康食品を摂るよりも
自然に空腹になって自分が食べたいものを食べる。
シニア世代でも若い時並みの食欲と食への関心を
持つ人と持っていない人は外見上にも差が生じます。
例えばメニュー選びの際に
「なんでもいいや」
「皆と同じもので」という方は
他のケースでも積極的に自分の意思を口にしません。
以前はシニアになったら野菜や魚食を中心にと
言われていましたが、今は全く逆です。
シニア程肉を摂る事、たんぱく質を摂ることが推奨されてます。
食への関心や執着あってこそ
食べることが楽しみになります。
【しゃべる事】
そして、食べる場合でも、歩く場合でも
黙々と一人で食べて、一人で歩くのではなく、
出来る限り会話をして欲しいものです。
しゃべる相手は食堂のスタッフでもいいですし、
歩く際にも顔なじみなった店のスタッフや
毎日顔を合わせる散歩仲間でもいいですし、
元の会社の同僚や学生時代の旧友ならば
より会話は弾むでしょう。
その場合には
先に挙げた「歩く事」「食べる事」が
必ず発生します。
よほどの孤独愛好者でなければ
人との会話は避けないはずです。
【笑う事】
最後は、ある意味最も大切な、笑うことです。
昔の仲間と合うことはあっても、話題は
昔はよかったという回顧ばかりや現状の愚痴や恨み節だけでは
健康には百害あって一利なしです。
またまた私の経験ですが、
年齢差が20以上あっても会も中盤に差し掛かる頃には
ほぼ「ため口」に近いやりとりに代わっています。
何よりも誰も気にしていません。
遺憾ながらこの年齢になるとどうしても一度は
健康問題が話題になります。
でもほとんどが「不健康自慢」の告知合戦で
本当に深刻な話題は(あえて?)口にしません。
中には家族の不幸などがあったことを
サラリと公表するものの、こういった集まりのおかげで
外出し、明るい話題や昔の仲間の存在を確認することで
気分も晴れるので、参加できる集まりがある事に感謝
という方も少なくありませんでした。
楽しい時間は、気の置けない仲間との
おいしい食事と笑みがこぼれる話題があってこそです。
【終わりに】
4年間のコロナ禍に拠る会の開催自粛が解かれ
新顔や初参加のメンバーもどの会でも増加中です。
そして皆、参加してよかった、声をかけてくれて感謝
といった結果となっているようです。
毎年1,2人でいいので会への参加者が増えれば
また新たな出会いや救いに繋がると思えば
開催する事、参加することに意義がある?!
こんな思いをする令和6年の師走でした。
来年もより皆様にとって佳い年になることを
祈りながら、今年のブログ納めとしたいと思います。
この記事の著者
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東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。
主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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